0424話:2018年05月09日

おはようございます。
昨日は、ご苦労様でございました。

◇全て言語で言わざるを得ない

今日、感じたのは、我々は、普段から、言語というか、言葉ですね、結局は、全てのコミュニケーションもそうですが、他者との理解あるいは、仕事もそうですが、昨日の会議でも、A,B,Cロゴストロンということを言っていましたが、それが一つの言霊言語ということになるんです。それも、またシステムの中に組み込むということで関わっていただいているわけですが。
言ってみれば、全ての時空間にあるものを表現する時、それを人間が扱う時、もちろん、意念言語、テレパシー言語みたいなものもありますが、全て、言語を言語と言っているようなものですから、矛盾しているというか。
ですから、概念といったら、概念言語ということになるし、何でも、物理学用語、数学用語では数式を使ったり、社会現象を言うのであっても、社会学、あるいは、社会科学の用語といったりして、全て言語で言わざるを得ないと。だから、聖書にも、「始めに言葉ありき」だと、言葉が始まりですよということで、堂々巡りをしちゃうんですね。だから、「所詮、始めから、言葉があったんじゃないの」ということになるわけですね。

◇メビウス言語

ですから、そういう言語という捉え方でいくと、今、我々は、いわゆる、概念言語としての装置化を図る時に、物を作り出すわけですが、その時に「メビウス」と言っているわけですね。このメビウスも、メビウス言語と言っても良いわけです。これは、関係があるからお話しておきます、これから出る製品などにですね。
このメビウス言語というものと、今日、我々が、お祓いをしたことが、どう繋がるのかということは、直ちに思い浮かべることだと思うんですね。これだけの時間を掛けて、お祓いをしながら、鎮魂をしながら、メビウスということをなぜやるのか、それが、どういうことかというと、このお祓い、そのものがメビウスなんですね。
だから、神が、言霊言語としての五十神とか百神とかいっていますが、その中の八十七番目から九十七番目まで十一神あるんですが、そのうち十神を呼んだり、祓戸の神といっていますが、だいたいペアになって罪を折り畳むということです。そして、折りたたむ内容が、神の穢れを折り畳むということです。

◇ペアでもって折り畳んでくれる神様

これは、ちょっとややこしい言い方ですが、最初、天之御中主神から、五神の別天津神、そして、一六番目、一七番目で、伊邪那岐命、伊邪那美命で、宇宙創造ということになって、そして、十八番目から五十番目の間で、生まれてくる様々な子供の神の働きがあると。
それが、言霊的に言いますと、五十番目から、濁音に半濁音が入る、そういう神があるわけですね、八十六番目まで。だいたい日本語の語音でも、八十六くらい、総数でいくと、その近辺なんですね。日本語の音が出来て来るわけです。
それを、さらに、我々は、父韻と母音という分け方でもって、二百くらいの言語を作れるとすると、今、現在の世界の人類が、七千くらいの言語がありますが、その内の全ての語音が表現できるようなものが、ローマナイズされて、「あいうえお」との繋がりで作れるということなるんです。それはそれとして、いいんですが。百神になる手前まで、天照大神、月読命、須佐之男命で、九十八、九十九、百で、百神となっているんですが。
その間に、折り畳んでくれる神様が、八十七番目から九十七番目までの神様が、ペアでもって、畳んでくれる、メビウスにしてくれる神様になるわけです。特に、神直日神、大直日神、八十狂津日神、大狂津日神で。
ですから発信していく時に、体の前と後ろで待っているようなものです。ちょうど、口のところで発信した神と、同時に、今度は、発信した神を、後ろで待っていて、畳んで罪を消していくという技なんですね。だから、神が罪を包み込む働きだといっているんですね。それが、八十狂津日神-大狂津日神、神直日神-大直日神、底津海津見神-底筒男命、中津海津見神-中筒男命、上津玉積神-上筒男命となるわけです。
よく高濱浩先生が、上津玉積神の説明をされる時に、ニヤニヤするわけですね。要するに、頭の中で、重ね合わせるという技であるわけです。これが、メビウスで、宇宙にある全ての、言ってみれば、創造の後に起こったことが、また創造の源に戻ってくる瞬間が、一つなんですね。中今ということで、畳んでいくわけですね、言葉としては。
そういうふうになっていると、大祓はどうかというと、まさに、これは、時空間の広がりという時置師神、所置師神、階層としての位置師神と。

◇大祓をメビウスという概念で装置化している

昨日も、品位ということを言いましたけれども、これは、一つの階層性の中から掴むものなんですが、そういうものを畳み込むということを、大祓の中では、川の流れの中で。
十六番目神様の伊邪那岐命は、自分の穢れを祓う時、川を三つに分けて、どの瀬で祓えばいいかということを実験されて、下津瀬、中津瀬、上津瀬の真ん中の中津瀬でもって、穢れを祓うというふうにいっているわけですね。
それが、今後は、更に、四神が、祓戸四柱の神様が、今度はペアになって、二つ、二つで重ね合わせていくのが大祓のメビウスなんですね。そして、最終的には、それが全て消えますよと言っていると。それを、我々は、タブレットにしてしまうと。概念を装置化するということは、そういうことなんですね。実は、この祓い、大祓を、メビウスという概念にして、そして、それを装置化しているということなんですね。
大祓というものは、何を祓うかというか、この世にある罪とか穢れで、それは人間によって、一番の苦になるものの集まりなわけですね。要するに、仏教でいうと、四苦八苦という意味ですね。苦集滅道という、そういうものを重ね合わせて、それらが畳み、包み、結びの働きによって、メビウスになって、また宇宙の始まりに戻ってくるということを、我々は、このやっている経緯の概念を装置化するということで、それをやらせていただいているということなんですね。
必ず、やる行為とか、ビジネスも含めて、少なくとも、一つの概念や装置化や、それからビジネスも、そういうものが、グルっと循環していくんだということなんですね。

◇宗教ができなかったことを言葉と言語によってやる

ですから、我々も、それを創造から起こった、一つの苦を集め、四苦八苦して、苦でうっ滞した、世界が成り立っているんだと思うんです。
それを、一つひとつ、この祓いの言葉によって、それを畳み込んで、そして、それを消していく基礎にして、また次の新しい創造になるということですね。
やっぱり、苦に囚われていくと、罪に囚われていると、新しい行為ということが、何も出来なくなってしまうんですね。最終的には、心が辛くなるということで、この世に自分はいたくないということになります。心理学的にいうと、「人間の死というのは、全て自殺である」という言い方もあるんですね。それくらい、辛さというか、次に行くことができないはめになるんですね。それを、毎回の祓いでもって、自分というものを綺麗に、何というか、処理していくと。苦というものが原因ですから、それを処理していくということが、可能になれば、二千七百年、あるいは、三千年の仏教、あるいは、宗教というものがやろうとして出来なかったことを、今、この言葉と一つの言語によってやると。
消していくんだということが、可能かどうか、試して行くということが、我々の一つの実験であると。これは、壮大な実験になるのではないかなと。そういうものが、我々が、もたらされたものであると。受け継いだものとして、これでやってみましょうということでの祓い、大祓なんですね。

◇宇宙の位から出て、また戻ってくる

当然、使っている言語というものの位置、品位ということの意味は、それは階層性でもって理解するということが、人類の知恵として、ようやく戻ってきたというか。
ですから、我々は、神の畳み込むという働きを通して祓いを知る、そのための、メビウスにするということをしているんだと。
そのことが、初めの五神というのは、別天津神というのは、一旦、創造の時に現れたけど、元に戻るということが、五つの縦波の働きということになる。
そこから一つの五階層ということが発生してくるということをいっているんですね。そのことを、正確に、言い当てているわけです。ですから、それに、五階層も、更に、一つにして、宇宙創造の源に還り、また、五階層から、それが、見えないけれども、品位の、位置ですよね。
宇宙の位というところから、また、それが、宇宙存在の神ということになって、出ていくということですね。そして、それが、また戻ってくるという循環をしているわけですね。

◇概念にのぼってくるということは、必ず出来る

離散と循環というか、その中で起こる軋轢みたいなものを、我々は、それをしっかりと受け止めて、そして、それを畳み込むという技が、また、おこがましいかもしれませんけれども、神と呼べる存在は、生きた存在としては、もちろん、全ての存在は、宇宙というものが生きているというふうに、一つの存在として捉えるという捉え方は、盧舎那仏像という宇宙の1つの体の働き、全ての宇宙というものの働きを、盧舎那仏と捉えますが。
それは、宇宙というものを神と捉えても良いんですが、ミクロコスモスとしての人間が、それが宇宙全体に、広がっていくと、ある面では、人が神なんですね。そこには想像力が必要かもしれませんね。
なので、同じ神の宇宙創造ということを、共に共振・共鳴・同調が出来る装置化された
存在としての人というものが、そういうことが出来なければ、おかしいはずですね。そのことが、また、それが人の概念にのぼってくるということは、必ず出来るということなんですね。そういうことをしていくんだということで、今、ちょうど、メビウスという基盤も、やっと出来ましたので。
これから、まだまだ、グラビトンもあれば、タキオンもありますが、一つひとつの大きな循環するための働きとしては、このメビウスというものが大事な概念の起点になっておりますので、この辺りを皆様と共に自覚して、そして、メビウスのタブレットにしろ、装置を皆さんとお出ししたいということでございます。今日は、そんなことを話させていただきました。
また、宜しくお願いいたします。