鎮魂とは、一般的には、自己の存在以外の全ての存在を安らかにする、鎮めるということであります。「鎮魂」という概念の中で、白川が最も強調してきたこと、それは「宇宙の、自然の、神のはたらきを最大限に発揮できるようにする」ということです。

自分自身が祓い、清められることで、ゼロポイント、中今の状態を作り出します。そして、鎮魂された状態となり、自分自身が宇宙、自然、神と一つになります。自分自身の中で、各はたらきを最大限に発揮できる状態(鎮魂された状態)が作られたことにより、その後、そのはたらきを自分以外のものに向けていくことが出来、自身が鎮魂された状態を得ることで、自分以外に対して鎮魂を分け与えることが出来ます。それが「私」から「公」への転換となります。

天皇が毎年行う儀式の一つに新嘗祭があり、その新嘗祭の前日に行われる儀式が鎮魂祭です。天皇自身の鎮魂を通して、鎮魂された状態を他の全てに分け与えるという意味での儀式であり、まさに公の精神の象徴とも言えるような儀式の一つであります。自修鎮魂法を通じて、自分自身を鎮魂するということは、ひいては世界の鎮魂に繋がります。この自修鎮魂法を、一人ひとりが行うことによって、世界が鎮魂され、イソノミアの実現に繋がると白川学館では考えています。

 

 

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