令和七年「神無月月次祭」が執り行われる

10月12日に執り行われました「令和七年 白川学館 神無月月次祭」のご報告をさせていただきます。

今月の月次祭は、甲府の祝殿にてご参列されました皆様、全国の各ご自宅にてご参列されました皆様と、電子祝殿にて、中今に産霊(むすび)繋がるなか、祭祀を執り行わさせていただきました。

祭祀の後には直会が開かれ、ご参加された皆様からのご近況をはじめとする多岐にわたるお話が共有されました。

祭祀後のお話として、七澤久子代表理事からお話がございました。沈黙の美についてのお話を共有していただきました。祓いをもって、一点の曇りが消えることで、新たな気づきが生ずること、そして、生まれ変わることの自覚、さらには、御魂が磨かれ続けることが、月次祭でもあることのお話が共有されました。

白川のおみちを伝承されてきた高濱浩先生のお言葉である「祓いに始まり、祓いに終わる」を共有されるなか、祓いによって、清まることの確信の大事さのお話が共有されました。

祭員の横山様からお話がございました。空(くう)の概念についてのお話を共有していただきました。何も持っていない手を空とすることを、自らの手の扱い方を例えとして、空の概念のあり方をお話いただきました。

O様からお話がございました。国内情勢を中心とするお話として、時代の変わり目として、様々な出来事が生じ、そして、社会においての多様化が進んでいるなか、白川学館の学びの御役割についてのお話を共有していただきました。

当方からお話をさせていただきました。神無月ということから、古事記の神話においての出雲の国の国津神のお話と、各階層の神々の働きが明確になったところから、公の働きがなされてきたことを神話知への展開として共有させていただきました。

令和七年 白川学館 神無月月次祭におきまして、誠にありがとうございました。

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