9月7日土曜日、姫路で写し祝詞講習がございました。白川の会員さんである西口さんの場をお借りして、スタッフの鈴木さんの司会によって執り行わせていただきました。
内容としては、はじめに自祓い、次に鎮魂、祓詞、そして写し祝詞、最後に少しだけ筆跡診断、という形で執り行わせていただきました。
皆様の感想は、最初、なかなか鎮魂ができなくて、雑念ばかりになってしまう、どうしたらいいのか。というお話がありました。まず何か一つ天之御中主神でも一つ自分の中で決めて、それを唱えていく。そのうち、何も考えないで無心で鎮魂することができるようになってくる。というお話をしたら、すごくよかったです。というお話をいただきました。
祝詞に関してはオンラインで聞いたりしていますと、音程も、音量も、なかなかリアルで聞いた場合と違って、すごく大きな声であるということと、一音一音を大事に発音されているとおっしゃっていただきました。
また、写し祝詞に関しては、無心になれて、あっという間に書くことができた。そして、これはお祓いとすごく通じるものがある。ということを皆さんがお話してくださったことが印象的でした。
筆跡に関しては、文字で自分の性格がわかるということに驚きを感じていらっしゃいました。
皆さん、おとなしい方でしたが、自分の文字をどうやって書けばいいのか教えてください。自分はこういうふうになりたいんです。というような意志を表明してくださいました。
それは、鎮魂やお祓い、写し祝詞をされたことによって、一人一人が意志を強く持って発することができるようになったのではないかな、ということを見させていただきました。
そしてスタッフの鈴木さんと一緒に感じたことは、西口さんもおっしゃっていたんですけれども、最初は、皆さん、無口で何もしゃべらずに黙々と、疑心暗鬼な感じでいらっしゃったんですね。それが帰りの時は、皆さんの目が輝いていて、自信に満ちたようになられて、開催してよかったな、という印象を受けました。
そして、七澤賢治先生がおっしゃっていた「予祝」という言葉をお話しさせていただいたんですね。今を生きる、ということではなく、未然、未来に生きるということ。私はこういうふうにいきたい、という意志を表明することによって、その意志に向かって生きていく。それは一日一日を大事に生きていくことによって未来を生きることができる。そんな話もさせていただいたんですね。そうしたら皆さん、その意味がお祓いと写し祝詞が終わった後にすごく体感することができたとおっしゃっていました。
次の日は、会員さんでいらした安田さんという方が太子町というところに住んでいらっしゃるんですね。そちらは、聖徳太子の生誕の地と、宮本武蔵の生誕の地が近くにあったんですね。その場に行かせていただいた時に、ものすごく清まった場所で、穏やかな場であると感じることができまして、場は本当に大事なんだな、というところも改めて体感することができました。
今回協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。