「祝詞構文講習会」開催のご報告

白川学館「祝詞構文講習会」のご報告をさせていただきます。昨年度より、白川学館では各種講習会を開催させていただいておりますなか、昨日は「祝詞構文講習会」を執り行わさせていただきました。

講習のはじめに、祝殿にて、オンラインから御参加の皆様と、甲府にお越しの皆様とご一緒に、電子祝殿にて、お祓いが執り行われました。そして、お祓いの後に、兌館にて、座学としましての祝詞構文講習会を行なわさせていただきました。

今回の講習会におきましてのテキストをもとに、はじめに、祝詞のあり方、意義、歴史の各解説において、七澤賢治前代表理事のお話による説明知、そして、「祝詞全集」を編纂されました、菟田俊彦先生のお言葉を共有させていただきながら、テキストの各項目の一つひとつの文章を、皆様とご一緒に確認させていただきました。

そして、祝詞から祝詞構文という活動を白川学館では行わさせていただいておりますなかで、祝詞の世界は、通常、神職という限られた世界で活用がなされてきた歴史もございますところから、白川学館としましての祝詞のあり方、そして行い方を公開させていただき、さらには、世間では、まだ認識されてはいない考え方、捉え方といった概念をも含めた、実践の学びの体系を共有させていただきました。

そして、日々の祓い・鎮魂・言霊の実践の学びと連動する形で、日本語に本来備わっている、階層・統合の働きと、さらには、デジタルとアナログの統合のあり方を、祝詞構文を通じて、実証していただくための学びの場を共有させていただきました。

菟田俊彦先生のお言葉にもございますように、祝詞特有の古語による文章表現のあり方において、宇宙の摂理への理解を深めることにもなる祝詞の根本的な言葉のあり方として言い伝えられてきている各文章を、今回の各テーマの作例文を通じて、確認をさせていただきました。

そして、祝詞構文に貫かれている言葉を通じて、現代科学におきましても立証に繋がるような、人文科学、自然科学、さらには社会科学を統合することになる学びの展開として、さらには、今日の時代にお役立てさせていただき、公に貢献させていただくための実証の学びとして、祝詞構文を展開させていただければと思います。

白川学館祝詞構文講習会におきまして、誠にありがとうございました。

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