令和六年「鎮魂祭・新嘗祭」が執り行われる

十一月二十二日、そして、二十三日に白川学館鎮魂祭、新嘗祭が執り行われました。本年度におきまして、今月二十二日に鎮魂祭が執り行われ、白川学館に伝わっております、白川のおみちの十種神宝御法のもとに、鎮魂祭を執り行わさせていただき、そしてデジタルとアナログの統合のおはたらきのもとに、祭祀を執り行わさせていただきました。

翌日の二十三日には、白川学館 新嘗祭が執り行われ、本年度の五穀豊穣と、そして、神々のおはたらきにおきましての感謝のもとに、公の平安清明を皆様とご一緒にお祈り、言寿ぎをさせていただきました。

新嘗祭の献饌におきましては、本年度の御田植祭におきまして、会員の皆様により玉苗が植えられ、そして、稲刈りと各作業を経まして収穫されました、ふとまにの里のお米と、そして武川のお米と、データム農園のお米をはじめとする、様々な献饌品が奉献されました。

祭祀の式次第におきまして、七澤久子代表理事からお話がございました。二十二日の鎮魂祭におきましては、白川のおみちに伝わる鎮魂祭が執り行われ、御国体机の上には、様々な献饌の品と、デジタルの装置が奉献されるなか、言葉が光となって、言霊のおはたらきとして発振されましたことのお話が共有されました。

そして、鎮魂祭のお話としまして、皇學館大学の助教であられました山口剛史先生が大学機関において、白川伯王家の専門的なご研究を唯一なされておりましたお立場のお話を共有されますなかで、様々な文献や歴史書に基づきましての、白川のおみちに伝わる鎮魂のあり方を学術的にご解説されてきたことのお話が共有されました。

はふりのカレンダーのお言葉としまして、「認めて許す、祓い」というお言葉を共有され、鎮魂のおはたらきを表わしているということ、そして、祓い・鎮魂・言霊の統合のあり方を自覚することの大事さのお話が共有されました。

小笠原孝次先生の御著書でございます、「言霊百神」のお話をご披露されるなか、七澤賢治前代表が、国会図書館で初めて、言霊百神の御著書と出会われましたことのお話と、「命(いのち)の『い』の字が分かったこと」をはじめとする、小笠原孝次先生との学びのご交流の模様のお話が共有されました。

白川学館におきましても、七澤賢治前代表が新装版として監修された経緯があるなかで、言霊百神の御書籍が出来上がったことの喜びと、「小笠原孝次先生、言霊百神を宇宙に向かって、発信します。」、「願わくば、読者の皆様に人類の至宝麻邇が届かんことを。」という御文章もご披露されますなか、言霊百神の御書籍が世に出されましたことを、お話として振り返りながら、共有していただきました。

そして、甲斐の神行として、白川のおみちが伝わっておりますなかで、言葉と態度と実現をもって、白川のおみちが皆様に受け渡されることの大事さ、そして、皆様のそれぞれのお立場をもって自ら発振源となることが、伝承、継承の本義であることのお話が共有されました。

当方から、お話をさせていただきました。白川学館 鎮魂祭、そして、新嘗祭におきましてのお話として、三部作の御書籍をはじめとします、「はふりめく」からのお話を、実学としてのお言葉として確認をさせていただきました。

そして、白川のおみちに伝わっております伝承として、宮中祭祀におきまして、宇宙のはじめの創造原理が、五霊五魂のおはたらきの御自覚のもとに、天皇御一人の御修行としてなされてきましたこと、

そして、白川学館が創設され、民間の立場を弁える立場のもとに、宮中祭祀の核心がはじめて公開されましたなかで、お一人おひとりが世の中にお役立ていただくことに繋がる公の学びの場であることのお話を共有させていただきました。

令和六年 白川学館 鎮魂祭、新嘗祭におきまして、誠にありがとうございました。

PAGE TOP