四月十三日に、「白川学館 卯月月次祭」が執り行われました。今月の月次祭におきまして、甲府の祝殿にてご参列された皆様、全国の各ご自宅にてご参列された皆様が、中今に産霊(むすび)繋がるなか、電子祝殿にて祭祀をご一緒に執り行わさせていただきました。
祭祀の後には、神人共食のもとに直会が開かれ、ご参加された皆様からのご近況をはじめとする様々なお話が共有されました。
式次第のお話として、七澤久子代表理事よりお話がございました。
今月の卯月の月次祭が執り行われた日に、地元の地域においても、富士山をお守りするお祭りが開かれていることをお話されるなか、伝承、そして命を繋いでいくことの大事さをテーマとするお話が共有されました。
アルメニア国の大使のご任命のお話として、七澤賢治前代表の御生前の時に、アルメニア国のポゴシャン元大使とご一緒に甲府をご訪問されました書記官のお方が、アルメニア国の大使となられ、世界平和の貢献に繋がる様々な社会活動がなされていることのお話がございました。
白川学館の御神前に納められております御神体の御剣の装具の御作成に携わられた、金工師の泉公士郎様が御帰幽され、御生前におかれましての様々な公の活動に御尽力されてきたお立場のお話が共有されました。
今日の世界情勢の様々な変化のなかで、白川のおみちにおいて、自らがしっかりと中心軸を持って、そして、天に向かってお祓いをあげることで、お祓いと共に変わっていく場のあり方の大事さのお話を共有していただきました。
当方からお話をさせていただきました。過去、現在、未来の各時間軸の統合された、中今の境地の自覚が、白川学館におきましての実証の学びにおいて大事となってくることのお話を、あらためて共有させていただきました。
そして、中今から創造される神話の概念のあり方についてのお話を、白川学館の学びのあり方に繋がるお話として、共有させていただきました。
令和七年 白川学館卯月月次祭におきまして、誠にありがとうございました。