令和六年「秋季皇霊祭」が執り行われる

九月二十二日に「令和六年 白川学館 秋季皇霊祭」が執り行われました。本年度の秋季皇霊祭におきまして、甲府の祝殿にてご参列の皆様、オンラインからご参列されました皆様とご一緒に、電子祝殿にて、祭祀を執り行なわさせていただきました。

祭祀におきましては、歴代の御皇霊の御役割の本義を確認させていただきますなか、歴代の御皇霊の御役割と御功績に感謝をさせていただき、厳粛に鎮魂、慰霊をさせていただきました。

式次第におきまして、白川学館の顧問として、そして、白川学館の活動にご尽力をいただいております、西原祐二先生、西原貴子先生より、宮中雅楽の御奉演を賜りました。

祭祀の後には、神人共食のもとに直会が開かれ、ご参加されました皆様から、ご近況をはじめ様々なお話が共有されました。

式次第後において、七澤久子代表理事からお話を賜りました。中秋の名月の日の琵琶の演奏会のお話を共有されるなか、目まぐるしく慌ただしいご時世において、中秋の名月を愛でるような、ひと時の時間においての気づき、豊かさに繋がる心のあり方の大事さのお話を共有されました。

高濱浩先生より口伝の世界のお話がございましたことと、宮中におきまして内掌典に御従事されました、高谷朝子先生のお話も共有され、貴重な口伝がシステム化されることの大事さのお話がございました。

さらには、白川学館の学びにおきましては、祓い・鎮魂・言霊のシステム化を通じて、白川のおみちの学びを、自らの御魂で掴むことが大事であることのお話がございました。

サミュエル・ウルマンの詩をご披露されるなか、「青春とは、若き精神の中にこそある」ということ、さらには、一つの道を貫くいうことは、いつも新鮮な気持ちで取り組むことが大事であることをお話されました。

<はふり 祓い編>カレンダーから、【確信の実現】のお言葉をご披露され、さらには「神という存在を五魂にしっかりと結び付ける。」ということのお話を共有されるなか、日々、新鮮な気持ちで過ごすことの大事さをお話されました。

当方からお話をさせていただきました。白川学館におきまして、毎年、春季皇霊祭・秋季皇霊祭を執り行わさせていただいておりますなか、明治期を一つの節目として、明治期以前に執り行われていました御皇霊のお祀りのあり方として、白川の八神殿におきまして御皇霊がお祀りされておりましたこと、

そして、今日の時代におきましても祭祀を通じて、御皇霊の御役割の本義を確認させていただく大事な時期にあるということのお話を共有させていただきました。

令和六年 白川学館秋季皇霊祭におきまして、誠にありがとうございました。

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