「白川学館 家庭祭祀講習」開催のご報告

十月二十九日に「白川学館 家庭祭祀講習」が開催されました、家庭祭祀講習におきまして、甲府の祝殿にて、はじめに、自修鎮魂法とお祓いが執り行われました。兌館にて、座学と各作法の実践が行われました。

先月に執り行われました、第五種神拝作法修習講習におきまして、七澤久子代表理事より、家庭祭祀の本義のお話がございましたなかで、今回の講習におきましても、確認をさせていただきました。

甲斐の神行として伝承されています白川のおみちにおきまして、高濱浩先生より家庭祭祀の本義がお伝えされましたこと、御先祖の遠津御祖神と共に、そして、生きている立場である遠津御祖神の代表の自覚のもとに、遠津御祖神をお迎えさせていただき、お祀りがなされますこと、そして、不断の実践としての、日々のお祓いのもとに、お祓いをあげる場所から気が立ち昇り、空間としての場が変わっていくことの大事さのお話を共有させていただきました。

そして、講習のテキストをもとに、御霊箱、祓い串、御榊、御三方の各御名称と、器の教えとしての説明知を確認させていただきました。その後に、ご参加者されました方々により、御榊のお仕立てと御三方の作り方の一つひとつのお手順を実際に行なっていただきました。

そして、各神拝作法の伝授をなされている方々のお立場のもとに、お祀りの場のあり方と、各神拝作法の所作とお手順を確認させていただきました。家庭祭祀講習におきましては、ご参加者がご一緒に、実際に御榊や御三方をお作りされることで、あらためて気づかれましたことや感じられましたことのお話もございました。

白川学館におきましての家庭祭祀は、遠津御祖神のおはたらきの本義の自覚のもとに、各階層の神々のおはたらきをお迎えさせていただき、公の平安清明を言寿ぎさせていただきますことを確認させていただきました。

白川学館 家庭祭祀講習におきまして、誠にありがとうございました。

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