白川学館・圀手會合同伊勢新嘗祭執り行われる

令和2年11月21日(土)に白川学館では初めて甲府の地を離れ、伊勢神宮内宮前の神宮会館大講堂を奉告祭会場として、新嘗祭を執り行いました。

ふとまにの里で御田植をした5月半ば、そして稲穂がたわわに実り、刈り入れ収穫した9月半ば、そのお米(白米・玄米)と稲穂を祭壇に献饌させていただきました。

日本人にとってのお米は、栄養としての食べ物の存在だけではなく、水の豊かな国「瑞穂の国」における人々の魂(たま)のあり様の象徴と言っても良いでしょう。

そのお米を神々に献饌させていただき、ともに供食することの意味と意義の実践的学びにもなりました。

当日はふとまにの里で穫れたお米で作ったオムスビを、祭祀後に参加者全員でいただき、実りの秋を、皆様大変美味しく召しあがられたようです。(昨今の世相を鑑み、シリコン容器でオムスビ成型し、衛生面に最大限の配慮をしました)

祭祀では雅楽の先生方をお招きして舞の奉演も行っていただき、平安清明な時間と空間を、会場参加のみならず、インターネット配信による参加の皆様とも共有し、とても有意義な一時となりました。

また翌日の11月22日は、伊勢神宮 内宮・外宮にて御内垣参拝、今年一年の活動をご報告申し上げ、翌年に向けての決意表明も行いました。参加者一同であらためて意志の共有ができましたことを、ここにご報告をさせていただきます。

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