令和六年 「皐月月次祭」が執り行われる

13日に「令和六年 白川学館皐月月次祭」が行われました。月次祭におきまして、甲府の祝殿にご参列されました皆様、オンラインからご参列されました皆様とご一緒に、祭祀を執り行わさせていただきました。

祭祀のあとには、直会が開かれ、神人共食のもとに、ご参加された皆様からご近況をはじめとするお話を共有していただきました。祭祀の式次第のお話におきまして、七澤久子代表理事よりお話がございました。

五月の時期に、芽吹く季節の様相をお話され、祝殿の周囲のお榊においても常に元気であるように、そして、お榊の結界のおはたらきをしっかりと自覚した上で守っていくことの大事さのお話を共有されました。そして、書道におきましても、真実の【真】という字と向き合う姿勢をもって、一つひとつの積み重ねと、続けていくということの大事さのお話がございました。

七澤賢治先生のカレンダーから、「お祓いは気血を清める」というお言葉を共有されるなかで、自ら体感することの大事さと、祓いに始まり、祓いに終わる、という教えから、毎日の祓いの大事さ、そして、口から宇宙に発した祓いの言葉が自分を祓うということを共有していただきました。そして、毎月の月次祭は、次の予祝をお迎えするための祭祀でもあるということのお話も共有していただきました。

当方からもお話を共有させていただきました。週一回におきまして、スタッフ勉強会が行われておりますなかで、先週は三部作のご書籍の【鎮魂】を輪読させていただき、文章のお話のなかで、外祭としても執り行われました【神令】がテーマとしてございました。【神令】は、天津神との約束を思い出し、神々のおはたらきを言祝ぎさせていただくことをお伝えする詔の本義と、そして、【神令】の令は、【令和】の令でもあるということの御書籍のお話を共有させていただきました。そして古来より、八神殿をお守りされてきた古代氏族により伝承され続けている実践倫理、行動憲章を、今日の時代においても精緻に実証させていただくことが大事であるということの御書籍からのお話を共有させていただきました。

令和六年 白川学館皐月月次祭におきまして、誠にありがとうございました。

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