「白川学館 家庭祭祀講習」開催のご報告

白川学館 家庭祭祀講習が、三月二十六日に開催されました。家庭祭祀講習におきましては、はじめに、祝殿におきまして、自修鎮魂法、お祓いが執り行われました。そして、兌館におきましては、座学として、各テキストをもとに、御霊箱、御榊、祓い串、三方の、各御神具の名称と、器の教えとなる説明知の一つひとつをご確認いただきました。

その後に、御榊のお仕立てと、三方の作り方を、ご参加されました方々が一つひとつのお手順をご確認されながら、実際に行なっていただきました。そして、各神拝作法を伝授されている方々のお立場におかれましての家庭祭祀のお祀りの仕方とお手順を神棚をもってご確認いただきました。

家庭祭祀講習におきまして、直接、御榊をお仕立てられ、三方をお作りされるなかで、あらためて、初めてお気づきになられたことや、お感じになられたことがあったことと思われます。

白川学館の家庭祭祀におきましては、御榊と直接向き合うかたちで神棚がお祀りされますなかで、各階層の神々のおはたらきを精緻にお迎えさせていただき、公の平安清明を言祝ぐ、静謐な場ともなります。

全国の各地域にお住まいの御自宅におきましての家庭祭祀を丁重に執り行っていただくための講習を通じまして、皆様とご一緒に、白川のおみちの学びを深めさせていただきます。

家庭祭祀講習におきまして、誠にありがとうございました。

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