令和六年「弥生月次祭」が執り行われる

三月十日 令和六年「白川学館 弥生月次祭」が執り行われました。甲府の祝殿にてご参列の皆様、そして、オンラインからご参列いただきました皆様とご一緒に、電子祝殿にて、月次祭を執り行わさせていただきました。そして、祭祀の後には直会が開かれ、神人共食のもとに、ご参加されました皆様からのご近況等のお話がございました。

式次第の後のお話としまして、七澤久子代表理事よりお話が共有されました。様々な出来事が国内外で生じているなか、不安が募りやすいなかで、生きていることの大事さが、全国の卒業式においてもテーマとされていることのお話がございました。

そして、伊勢神宮に御奉職されていました小堀邦夫先生の御書籍からのお話として、日本の鎮守の森においての様々なお話が書かれていることを共有され、日本には鎮守の森があることで全国の神社は守られ、イヤシロチ化されていることのお話を共有されました。

高濱浩先生の和歌でございます、【草も木も人もなおさら真砂子まで神の社と知る人ぞ神】という和歌を御披露され、自分自身の中にも社があること、そして、社会の一員として、中心軸をもって生きることの大事さをお話されました。

白川学館の山口さんからもお話がございました。日々の休息のあり方、身体を休めることにおきましてのお話を共有していただきました。東日本大震災のお話、そして、本年度におきまして、石川県能登半島地震が発生したことのお話から、鎮霊と鎮魂の本義を明確に確認することの大事さと、年月の時間を経ても、鎮魂し続けることの大事さをお話いただきました。

当方からもお話を共有させていただきました。白川学館の学びとしまして、遠津御祖神祖霊祭祝詞という祝詞構文を、会員の皆様に、かねてより、発振の共有をさせていただいておりますなかで、初めに迎える神としての遠津御祖神の自覚のもとに、そして、向下・向上の各階層の神々のはたらきの御加勢のもとに、神智をもって生きることの学びをご一緒に深めさせていただくために学びのあり方を精緻に展開させていただきますことのお話と、遠津御祖神祖霊祭祝詞におきましてのお話を共有させていただきました。

令和六年白川学館弥生月次祭におきまして、誠にありがとうございました。

PAGE TOP