「白川学館 一日講習会と懇親会」開催のご報告

二月十七日に、東京は新宿の会場にて、「白川学館一日講習会と懇親会」が開催されました。今回の講習会におきましては、一般会員の方々と修習会員の方々とのそれぞれのお立場をもって、ご一緒にお集まりいただく初めての会となりました。そして、会員の皆様と、白川学館のスタッフと、お顔とお顔を合わさせていただきまして、白川のおみちのあり方を確認し合うことに繋がる、様々なコミュニケーションのなかで、そして、お互いに親睦を深める機会をご提案させていただきました。

講習会におきましては、七澤久子代表理事より、白川のおみちの学びのあり方と心得についてお話をいただきました。甲斐の神行として、甲府に伝承されております、白川のおみちの学びにおきまして、高濱浩先生、安見晴子先生からの口伝の御内容をお話いただきながら、実際に自ら体感することの大事さのお話をはじめ、白川のおみちは、日常に根ざした学びでもあることを、分かりやすく丁寧にお話いただきました。

そして、白川学館の山口さんより、システム学習としての学習体系の基本的なあり方におきまして、一つひとつの学びの各項目の確認のもとに、解説が共有されました。現地会場におきましては、お祓いを皆様とご一緒に行わさせていただきまして、後半の懇親会へと進まさせていただきました。

懇親会におきましては、「お祓い」、「神拝作法」、「家庭祭祀」をテーマとして、会員の方々のそれぞれのお立場からのお話やご質問の交流の場となり、白川学館の側からも、皆様とご一緒に、各グループ毎のお話に参加させていただきました。さらには、家庭祭祀のテーマにおきましては、お火打ちと、第九種神拝作法、第八種神拝作法のもとに、実際にお榊を立てさせていただき、そして、皆様におかれましても、各所作のお手順の一つひとつを実践いただくなかで、日々のお祓いに活かしていただく学びの場ともなりました。

白川のおみちに入門する時の、自らの第一歩の行動の大事さをお伝えされた、七澤久子代表理事のお話がございましたなかで、一般会員の方々と、修習会員の方々の、各お立場のもとに、日々の御実践からの白川のおみちにお向かいになられる御姿勢を、白川のおみちを共に歩む、白川の学びの輩として、お互いに確認し合える機会となられたと思います。

今後も、様々に話し合えるような和やかなコミュニケーションのもとに、そして、古くから伝承されている、白川のおみちのあり方を、一つひとつを丁寧に確認させていただきながら、今後も講習会を開催させていただければと存じます。

白川学館 一日講習会と懇親会におきまして、誠にありがとうございました。

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