「白川学館建国記念・月次祭」が執り行われる

令和三年二月十一日に祝殿にて白川学館建国記念・月次祭が執り行われました。

国の始まりである建国。その大事業を成された神武天皇の、初代天皇として即位された日を、明治に入って旧暦からグレゴリオ暦に換算した日が、私たちの国の建国を祝う日となっております。当然しかし意外なことに、何を持って建国とするかというのは、国よって解釈が様々です。憲法が施行された日—憲法記念日、宗主国から独立した場合であれば独立を宣言した日—独立記念日、共和制の国家であれば共和国の創立を宣言した日—共和国創立記念日、君主制の国家であれば初代国王が即位した日—建国記念日となり、これらの日をもって建国とするのが一般的です。
日本は神話の御代から現代史に悠久の継続性がある、世界でも稀有な国ですが、建国以来、百二十六代に渡って、天皇を中心として連綿と伝統を守り続けてきた由緒ある国です。

このたびの祭祀は昨今の時勢を鑑み、白川学館会員は、電子祝殿とご自宅をお繋ぎになられて祭祀にご参加いただきましたが、多くの皆様にご参集いただき、大変盛大に祭祀が行われましたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。

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