白川学館におきましては、本年は5月1日に端午の節句のお祭りを執り行いました。このたびは、コロナ禍の社会情勢を受けまして、オンラインでの祭祀となり、電子祝殿において、50名の皆さまが参加される中での祭祀となりました。
本年度からオンライン・ギフト・ボックスとしまして、5月1日の祭祀の日に、参加者の皆さまの各ご自宅へお届けするかたちでお土産をご用意いたしました。器の教えとして献饌しました粽(ちまき)をはじめとする品々を、新鮮な状態でご郵送させていただきました。
現在のコロナ禍における社会情勢はもちろんのこと、時代的にも、オンラインによるテクノロジーをはじめとするデジタル技術の開発が世間においても問われるなかで、白川学館は、すでにデジタルとアナログの統合による公の活動を共に行わせていただいております。
オンライン・ギフト・ボックスの展開や、電子祝殿を通じて対称性通信による情報の即時移転、直知、体感の共有をもって、祭祀が執り行われるなか、今後もますますデジタルコンテンツを精緻に展開しながら、祭祀、講習を共に行わさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。