7月3日に「白川学館 七夕願立祭」が行われました。本年の「七夕願立祭」は、オンライン祭祀の予定でしたが、緊急事態宣言が緩和されたこともあり、リアル・オンラインの両方からのご参加の方々とご一緒に執り行わさせていただきました。
このたびの七夕願立祭におきましては、事前にメールや朝拝時のお話で、祭祀の意義を解説させていただき、願立の概念の意味するところが、単なる願い立てではなく、共有する学びとしての、本来の意志からの言霊の発動であるということを、各自がしっかりと認識されたなかでの祭祀となりました。
祭祀後におきましても、白川学館 小野寺理事から、窮理学としての科学的な説明知が、七夕願立祭の意義に繋がるという精緻なお話をいただき、そして直会におきましても、七夕の行事が、先祖供養とも深く関わっているというお話が共有確認されました。
そのようなことから、本年に発表されました、各階層の神々のおはたらきの体系を、向下の道、向上の道の両方の道から、しっかりと精緻に捉え直すことに繋がる実践知を共に確認することができた祭祀ともなりました。
直会においては、久しぶりに甲府の祝殿を訪れた皆さまから、近況報告を含めた、各々の立場でのさまざまなお話をいただくことができました。
今後の祭祀、講習におきましても、社会情勢に対応させていただきながら、オンライン/リアルと、より充実した学びの場を共有させていただきたく存じます。どうぞ、よろしくお願いいたします。