令和四年「七草御粥神事」を執り行う

令和4年1月8日、年初めとしましての、人日(じんじつ)の節供のお祭りとして、「七草御粥神事祭」が執り行われました。本年度の七草御粥神事祭は、オンライン祭祀として執り行われ、七草御粥神事においての器教を確認をさせていただきながら、無病息災と公の平安清明を予祝させていただきました。また同時に「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」の初日として、金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅、五大明王の各絵図がご開示されました。

祭祀の後には、七澤久子代表理事よりお話をいただきました。8日の日が後七日御修法にあたることから、白川学館において後七日御修法が執り行われるにいたった経緯や、電子祝殿を通じて、祓いによるお一人おひとりの言霊(ことだま)をもって五大明王がさらに息づいていく、言霊の学びの場でもあるということ、今回献饌された七草は、ふとまにの里で収穫された七草で、「ありがとう」という感謝の言葉をもって、瑞々しい七草の献饌をさせていただきましたこと、そして、日本の伝統文化とは、命脈のもとに成り立ち、日本の伝統文化から、和の心を捉えることがとても大事であるということのお話もございました。五十音図から言霊(ことだま)が成り立ち、言霊からの自らの言葉に恥じない生き方をしていくということが、言葉を学ぶ立場としてとても大事であると、お話をいただきました。

五節供としてのお祭りを執り行わさせていただき、そして同じ日に、チャイルド・アーツ・アカデミーのワークショップも執り行われるなか、五節供としてのお祭りの本義を、共に確認させていただきながら、公の学びを共に深め広めさせていただきたいと思います。

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