令和四年 「立春祭」を執り行う

本年の立春の日は2月4日となりますが、白川学館の立春祭の祭祀は、2月5日に執り行わさせていただきました。白川学館の歳時記としまして、本年は元朝祭から始まり、そして立春祭は、旧暦においての一年の始まりとしての節目の時期に、オンライン祭祀として、共に執り行わさせていただきました。

春の時期のお祭りということから、古事記の神話をもとに、神々のご加勢による五穀豊穣を予祝させていただき、さらには、五穀豊穣をはじめとしまして、様々な農作物や、農業の神事から発展・派生していきます様々な産業の幸いと栄えを予祝させていただきました。そして、今日の現代社会に生きる、お一人おひとりの生活の道の安寧をお祈りさせていただき、公の平安声明を予祝させていただきました。

祭祀の後には、七澤久子代表理事にお話をいただきました。お話におきまして、高濱浩先生のお言葉であります、「おみちは、祓いに始まり、祓いに終わる。」、「慢心してはいけません。」というお言葉についてのお話がございました。祓い清めにおきましては、清まることの核心を持つこととても大事であることのお話をいただきました。清まることの核心をもって、自らの体の中の水を清め、自らの言葉を発する、ということのお話がございました。そしてさらには、祓いの言葉をもって、自らをお掃除することが大事であり、一つひとつを丁寧に行っていくことは、自らの言葉を祓い清めることでもあることのお話もございました。

今日の社会情勢に配慮をさせていただき、直会は開催されませんでしたが、皆さまとご一緒に、電子祝殿の場をもって、共に祭祀を執り行わさせていただき、そして、電子祝殿から公の平安清明を共に予祝、発振させていただくなかでの祭祀となりました。

一年の歳時記としましては、2月11日に、二月の月次祭も兼ねました、建国記念祭が執り行われます。白川学館の歳時記におきましての神祇祭祀を、皆さまとご一緒に、電子祝殿の場で共に執り行わさせていただき、ますます世の中にお役立てさせていただきたいと思います。

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