「白川学館 稲刈り祭」が執り行われる

10月14日に「白川学館 稲刈り祭」が行われました。

ふとまにの里には、うるち米の「イセヒカリ」ともち米の「キヌハナモチ」、二枚の田んぼがあります。うるち米の「イセヒカリ」は9月29日に稲刈りを行い、先週脱穀をして、現在籾の状態で倉庫の方に保管されております。このたびは、もち米の「キヌハナモチ」の収穫を行いました。

収穫の前に斉藤祝殿宮司から「初穂刈り」という神事を行っていただきました。田んぼの周りに火打ち、結界をして、田んぼのちょうど真ん中あたりの初穂を刈り、その刈り取った初穂を麻ひもを使って結ぶ、統合して刈り取ったものを結びの働きとして結んで、それを稲架(はざ)掛けに掛けるというそういった神事をおこなっていただきました。

この神事は、収穫が無事に行われますようにという祈念もありますし、その収穫したものを皆で分かち合うといった意味もあります。おかげさまで、無事に怪我もなく、事故もなく終わりました。関係者の皆さま、応援してくださった皆さま、感謝申し上げます。ありがとうございました。

今回、収穫したお米は、この後一週間ほど天日干しをし脱穀をして、そして籾摺り、精米を経て、11月23日の新嘗祭で献饌させていただきます。新嘗祭で献饌した後は、公の事業に活用させていただきます。稲刈りにご参加されました七澤久子先生からも、もち米には「百道(もち)」という意味もあると教えていただきました。色々な形で活用すること、応用することができるという意味もあります。この収穫したもち米を、各々の公の事業、たとえばチャイルドアーツアカデミーで、みんなで餅つきをして食べるなどの教育的な活動や、ほかにも屋外イベントなどで、皆さんに釜で炊いたお米をおにぎりにして振る舞うといった計画もあります。

今後このもち米は公のために活用させていただければと思います。そのときは皆さま、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

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