令和四年「弥生 月次祭」を執り行う

令和四年三月十三日、「白川学館 弥生月次祭」をオンライン祭祀として執り行わさせていただきました。祭祀の後には、七澤久子代表理事よりお話をいただきました。

最初のお話としまして「居住まいを正す」ことの大事さのお話がございました。京都より甲府の地へ、初めて高濱浩先生にお越しいただき、甲府のご自宅の八畳間に御神殿をお祀りされ、高濱浩先生、七澤賢治前代表、七澤久子代表と御三方で、毎月の月次祭が執り行われ、そのときの学びのお話が共有されました。心を整え、息を整え、身を正すことの大事さと、そして一つひとつの所作、一音一音のなかに神を迎える、白川の「おみち」のお話をいただきました。

日々のご修行におきましても、「憶」という境地の大事さと、「憶」の境地をもって御魂が喜ぶことを自覚することの大事さが共有されました。命脈という言葉におきましてのお話もいただきました。御神前にお祭りされている祓い串の神器を通じて、遠津御祖神としての結びの繋がりが、命脈としてしっかりと繋がっていることを自覚して、先祖から子孫への結びにおいての命脈を、日々のお祓い、ご修行をもって自覚することの大事さのお話がございました。

七澤賢治前代表理事のラグビーボールのお話もございました。白川のおみちを伝える命脈を、ラグビーボールに例えてお話されたご内容です。ラグビーというスポーツは、皆で力を合わせて、そして手から手へと手渡すということをもって、そこから白川のおみちも、お一人おひとりの手から手へと世界に伝わり、広がっていく、ということのお話が共有されました。

そして、今日の社会情勢のお話もあったなかで、宇宙からできあがった土地というものは、お借りしているものであるということの高濱浩先生のお伝えが共有されました。

祝殿から祓い・鎮魂・言霊を広めて、祝殿から世界を救う、ということの、七澤賢治前代表理事のお話をされながら、争いには向かわない、皆で和やかに生きていくという生き方が、あらためて確認される時代にあることのお話をいただきました。

今月の3月においては、春の暖かさが少しずつ感じられ増している時期であると思われますなかで、来週の21日には、白川学館の歳時記としまして、春季皇霊祭が執り行われます。

よろしくお願い申し上げます。

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