令和四年「御田植祭」を執り行う

令和4年6月4日 本年は、オンラインとリアルの同時開催にてご参列いただき、「白川学館 御田植祭」が執り行われました。自然の恵みと様々な恩恵への感謝と、本年の五穀豊穣と、世の中の平安清明を、皆さまとご一緒に予祝をさせていただきました。そして、午後より、ふとまにの里の御田にて、皆さまとご一緒に、御田植の神事を執り行わさせていただきました。祭祀後におきましては、当方よりお話をさせていただきました。

祭祀と農事との関わりにおいて、御田植の神事が、歳時記に沿って、先人の方々により連綿と受け継がれてきておりますこと、御田植の祭祀におきましては、泥魂大神(ぬるみたまのおおかみ)のおはたらきが御加勢されることを共有させていただきました。

御田植の神事におきましても、五霊五魂の鎮魂をもって、御田のあり方としての統合がなされるということの共有と、そして、今日の現代社会においても、古事記の稲穂の神勅の本義を、神話を神話知とすることで、実証確認させていただくことの大事さを、共有させていただきました。

本年の秋には稲刈祭、そして、11月23日には、新嘗祭が執り行われますなかで、本年の一年の歳時記としまして、秋においての五穀豊穣のお祝いと感謝と、そして、公の平安清明をご一緒に予祝させていただきたいと思います。

本年度の、白川学館 御田植祭にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
(斉藤)

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