令和四年「白川学館 重陽祭」が執り行われる

令和4年9月3日に「白川学館 重陽祭」が執り行われました。本年度の重陽祭を迎えることによりまして、五節句の納めの祭りとして、そして、白川学館から提供させていただいております、五節句の冊子である「ハレノヒのしつらひ」もひと通り揃いましたなかで、重陽祭の本義を確認させていただきながら、皆さまとご一緒にお祭りを執り行わさせていただきました。

オンライン祭祀として執り行われるなか、重陽祭について、冊子の方でも、重陽祭の本義や、菊の花の様々な謂れもご紹介させていただきました。

祭祀の後には、七澤久子代表理事よりお話がございました。場が創られることにより、お祭りが成されるということの大事さをお話しいただきました。

8月の下旬に、ふとまにの里においての夏祭りが開催され、地域の方々もご参加されましたなかで、人々が笑い合い、喜び合う場をもって、土地の神々にも、喜びが共鳴されることでの、本来のお祭りの場として、さらには、一つひとつの理(ことわり)、一つひとつの出来事、人と人との繋がりを大事にすることで、お祭りとしての予祝が成されるということのお話も共有されました。

七澤賢治元代表理事が、日々の生き方におきましても、強い意志をもって生きること、生き抜くことの大事さのお話もご披露されるなか、豊かな想像力を持って楽しく過ごすことの大事さをお話されました。

重陽祭をもって、本年度の五御節句の祭祀が納められましたなかで、そして、季節の節目となるお祭りを執り行わさせていただくことによって、皆さまがそれぞれに自らのお立場を確認され、そして、歳時記としての各お祭りの本義を、
共有の学びとして、ご一緒にしっかりと確認させていただきながら、日々の生活に、そして、世の中に、お役立てさせていただければと思います。

本年度の白川学館重陽祭におきまして、誠にありがとうございました。(斉藤)

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