令和四年「白川学館 秋季皇霊祭」が執り行われる

令和4年9月23日秋分の日に「白川学館 秋季皇霊祭」が執り行われました。本年度の白川学館 秋季皇霊祭は、山梨の甲府において、そしてリアル、オンラインの同時開催により、電子祝殿にて執り行われました。

昨年度は東京にて、秋季皇霊祭が執り行われましたなかで、孔雀明王の本義が確認され、歴代の御皇霊のお役割とご功績への感謝とご慰霊、鎮魂を、皆様とご一緒に執り行わさせていただきました。そして本年度は、歴代の御皇霊をご慰霊、鎮魂をさせていただき、御皇霊のご功績としまして、国をお護りされてきたお役割の本義を、白川学館の学びの体系のなかで、あらためて確認させていただきながら、民間の立場として、祭祀をご一緒に執り行わさせていただきました。

また本年度は、西原祐二先生、西原貴子先生によります雅楽の奉納を賜り、宮中祭祀に伝わる鎮魂の御神楽が執り行われました。祭祀後には直会も開かれ、ご参加された皆様より、様々なお話がございましたなかで、懇親の場が共有されました。

式次第におきましてのお話としまして、七澤久子代表理事よりお話がございました。宇宙、自然、神々そして自分自身が一つになることの生き方、そして、響き合いのなかでの一期一会の生き方の大事さをお話されました。

本年度は、データム・グループの理念フレーズが発表され、「響生の社会へ」という理念フレーズが公開されましたことから、これからの新たな時代におきましても、響き合う社会を皆で一緒に創り上げていくということの大事さをお話されました。そして、質の高い生き方として、人との競争ではなく、自分のなかで自分を高めていくことが、響き合いの生き方として、公を共に生きることに繋がることのお話を共有されました。

石原理事よりもお話がございました。八神殿の神々がお祀りされているなかで、正しい宇宙創造意志のあり方を学ぶなかで、「産霊(むすび)」のお役割をなさってきた歴代の御皇霊のお立場を確認させていただくことの大事さを共有されました。

秋季皇霊祭は、季節におきましての秋分の時期にあたりますことから、人として栄えていくことの時期をとらえたなかで、お祭りとしても成されてきたこと、そして、遺伝子としても受け継がれてきていることのお話がございました。

歴代の御皇霊が国を創り、お護りされ、正しい振動を起こして、国土全体に行き渡らせなさってきた御功績に感謝させていただき、今日においても、民間の立場として、中今に祭祀を執り行わさせていただくことの大事さをお話されました。

当方からもお話をさせていただきました。秋季皇霊祭におきまして、歴代の御皇霊をご慰霊、鎮魂をさせていただきますなかで、宮中の世界の出来事として、各時代においての歴代の天皇(すめらみこと)のお立場と、皇族の方々のお立場におきましての、宮中でお過ごしされたなかでの様々な出来事を鎮魂させていただくこととして、祝詞構文におきましても、丁重にご慰霊、鎮魂をさせていただいておりますことを共有させていただきました。

データム・グループの理念フレーズが発表されましたなかで、七澤賢治元代表理事が創業期において発表された経営理念において、それまでの様々なご研究の蓄積のなかで発表されましたところから、おまとめされたお言葉を共有させていただきました。

先週の金曜日に、西村さんによるお筆書きの文章を、秋季皇霊祭の日におきましても確認させていただき、生きた言霊(ことだま)としての大事さと、言葉は意志であり、生命であり、知性であるということを、学びとして確認させていただきながら、言葉から始まる創造活動としての、公の生き方が成されていくということを、共有させていただきました。

八神殿祭、秋季皇霊祭、そして11月に執り行われます鎮魂祭、新嘗祭を通じて、歴代の御皇霊が成し果たされてきた御功績を、白川学館の歳時記において、ご一緒に確認をさせていただきながら、人類の意識進化と公に貢献させていただききたく存じます。

本年度の秋季皇霊祭におきまして、誠にありがとうございました。(斉藤)

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