「白川学館 家庭祭祀講習」開催のご報告

令和5年7月5日、甲府にて「白川学館 家庭祭祀講習」が執り行われました。講習のはじめに、七澤賢治前代表のテキストのお話から、白川のおみちにおきましての、家庭祭祀の祀り方と本義について、共有させていただきました。

そして、講習テキストをもとに、御霊箱・お榊・祓い串の各概念を、一つひとつ丁寧に確認しましたのちに、お榊のお仕立てと、御三宝のつくり方を、実際に会員の皆様の御手をもって、実践していただきました。

そして、各神拝作法を伝授されている方々のお立場から、白川のおみちとしての家庭祭祀のお祀りの仕方のお手順を、実際に行わさせていただき、会員の皆様からも、二名の方々に、実際にお祀りをしていただきました。

講習のまとめとしまして、質疑応答のお時間を共有させていただき、学びの場を納めさせていただきました。

白川のおみちにおきましての家庭祭祀は、公に生きることの自覚のもとに、各ご家庭で、そして各ご地域で、家庭祭祀をお祀りしていただくことをもって、皆様の各家々の遠津御祖神のおはたらきとして、あまねく御先祖の神々を祓い清め、鎮魂させていただくことで、宮中祭祀におきまして、公の平安清明をお祈りされてきた御皇霊とも結び繋がることの学びであることを、確認させていただきました。

そして、日々の祓い・鎮魂・言霊の大事さと、祝殿でお祀りされております、神々のおはたらきのあり方の理解にも繋がる、公の学びとして、さらには、皆様の各家々の遠津御祖神としてのご自覚のもとに、宇宙創造の造化三神の天津神からはじまる、各階層の神々のおはたらきを、宮中祭祀に伝承される神々を迎える御作法をもって確認していただく学びの場ともなりました。

白川学館におきましては、公のための家庭祭祀として、そして、公の意志のもとに実践していただくなかで、白川のおみちの学びをご一緒に深めさせていただければと思います。

家庭祭祀講習会におきまして、誠にありがとうございました。

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