令和五年「先祖供養・月次祭」が執り行われる

7月23日に「令和五年 白川学館 先祖供養月次祭」が執り行われました、会員の皆さまにおかれましては、オンラインからのご参列のなか、電子祝殿にて皆さまとご一緒に祭祀を執り行わさせていただきました。そして、概念装置による先祖供養構文も発振させていただき、先祖供養月次祭を執り行わさせていただきました。式次第のお話におきまして、七澤久子代表理事よりお話がございました。

山梨の甲府の地に、白川のおみちが伝承されてきているなかで、高濱浩先生からのお話をご披露され、白川のご修行のあり方は、ご先祖を代表して、ご先祖と共にご修行がなされることが、白川のおみちのご修行であるというお話を共有されました。そして、七澤賢治前代表の「はふり」のカレンダーのお言葉から、【認めて許す祓い】を共有され、ご先祖をお慰めさせていただき、ご先祖をご供養させていただく気持ちは、日々の祓い・鎮魂においても、常に備わっているというお話がございました。

そして、実直な気持ちで、佇み、静かに滔々と祓いをあげていくことの大切さと、快・不快を超えた憶の境地を自覚することの大事さをお話されるなか、一日一日のお祓いにおいて、中今を自覚しながら、認めて許す祓いを続けていくことの大事さを共有されました。

横山さんからお話がございました。施餓鬼供養のお話を最初にいただき、仏教界のお話、解釈として、水の子のご供養の儀のいわれのお話を共有していただきました。ご先祖のご供養におきましては、飢えで苦しまれたご先祖が必ずいらっしゃることからご供養がなされること、そして、ご先祖への功徳(くどく)を手向けることの意義をもって、ご先祖のご供養がなされるというお話もご披露されました。そして、横山さんからご用意いただきました蓮の葉によるご縁のお話を通じて、自分自身の力だけではない、様々な関わりのなかでの公のおはたらきがあること、そして、自らの意志を立てることの大事さをお話いただきました。

そして、当方よりもお話をさせていただきました。本年度の先祖供養月次祭におきまして、小冊子が皆様にお配りされましたこと、そして、これからの時代におきましても、ご先祖をご供養させていただくことの意義を、確認し合い、学び合う場が大事であることのお話をさせていただきました。そして、世の中にお役立てされることに繋がる学びとしての、知・情・意の統合の学びをもって、ご先祖のご供養の意義を確認させていただくことの大事な時期に来ていることのお話を共有させていただきました。

令和五年 白川学館 先祖供養月次祭におきまして、誠にありがとうございました。

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