新年あけましておめでとうございます。
大きな転換点を迎える2020年が、いよいよ始まりました。白川学館では、年が明けた1月1日から3日までは、初水や初火をお祀りする白川の元朝祭(正月祭祀)が祝殿にて執り行われます。そして正月に献饌された鏡餅やお飾りは1月7日まで供えられます。
そして正月祭祀を終えた、1月8日から14日までは、祝殿にて五大明王と両界曼荼羅をお祀りさせて頂き、後七日御修法の再現をさせていただきました。この後七日御修法は、国家安泰、玉体安穏、万民豊楽を目的にして行われるものであり、かつては宮中真言院で執り行われていた大切な儀式でありました。
白川学館では、2012年8月の祝殿の建立以来、1月のこの時期に、五大明王や両界曼荼羅を祝殿にお祀りさせていただいてきました。2013年には、阿闍梨の方を祝殿にお招きして、護摩供養をしていただいたこともあります。
2020年の後七日御修法では、白川学館の代表理事を務める七沢賢治が所蔵する、これらの五大明王、両界曼荼羅(絵、絨毯)を、白川web祭祀会員の皆様にも、是非ともご覧いただければ、との七沢代表の想いから、1月8日〜10日の間、祝殿内を開放させていただきました。また、お越しになれない方のために、この模様をライブ配信させていただきました。
今回の参観のために作らせていただきました冊子は以下からご覧いただけます。この機会に、五大明王や両界曼荼羅の世界に触れてみてはいかがでしょうか?以下をクリックしていただくと、ご覧いただけます。
「宮中真言院」の再現の試み(PDF)
2020年も、白川学館は、人を想い、国を想い、世界や地球を想う気持ちを柱に、平安清明、誠の心で、活動をさせていただく所存でございます。
2020年、皆様におかれましても、より良き年になるよう、心よりお祈り申し上げます。